医療脱毛で毛が抜ける仕組みは?レーザーによる効果の違いや回数の目安を解説

医療脱毛で毛が抜ける仕組みは?レーザーによる効果の違いや回数の目安を解説

医療脱毛は、毛根の毛髪組織に医療用レーザーでダメージを与え、長期的に毛を生えにくくする仕組みです。

見た目の清潔感や自己処理の手間が楽になることから、美容医療の中でもよく利用されている施術です。

日本美容外科学会の「第8回全国美容医療実態調査報告書」によると、2024年には年間約67万人が医療脱毛を受けており、2017年と比べて約2倍に増えています。

一方で、「医療脱毛で毛が抜ける仕組みがわからない」「施術を受けてもまた生えてくるのでは?」と疑問を持つ人も少なくありません。

この記事では、医療脱毛の仕組みや施術方式、脱毛サロンとの違いを解説します。

脱毛の施術回数に影響する要因や、脱毛効率を左右する脱毛前後にケアについても詳しく説明しているため、参考にしてください。

※参考:日本美容外科学会

 

万全なサポート体制で医療脱毛をするならウィンクリニック!

 

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当院では、安心して脱毛施術を受けていただけるようサポート体制を整えています。

 

ご契約前に30分〜1時間程度の無料カウンセリングを実施しており、お肌や毛質に適した最適なプランと施術方針をご説明いたします。

 

また、照射時の痛みにご不安がある場合は、ご契約前にテスト照射を行うことも可能です。

 

肌のケアに関するアドバイスなども行っていますので、お気軽にご相談ください。

 

医療脱毛レーザーで毛が抜ける仕組み

 

医療脱毛は、毛の黒い色素(メラニン)に反応するレーザーの光を利用して、毛の再生を抑える仕組みです。

 

毛が抜けるまでの流れは、次のとおりです。

 

医療脱毛レーザーで毛が抜ける仕組み

 

  • 1. 肌表面にレーザー照射
  • 2. メラニンが光を吸収し、熱エネルギーに変換
  • 3. 発生した熱で発毛細胞にダメージを与える
  • 4. 毛根機能を失った毛が1〜3週間ほどで自然に抜け落ちる

 

医療用レーザーが作用するのは、毛を生やす指令を出す「バルジ領域」や、毛に栄養を送る「毛乳頭」といった毛髪組織です。

 

医師の管理下で高出力のレーザー機器を使用するため、自己処理の回数を減らし、長期的に毛の再生を抑える効果が期待できます。

 

医療脱毛で毛が抜けるのは成長期の毛だけ

 

医療脱毛のレーザーが反応するのは、毛の成長サイクル(毛周期)の中でも「成長期」の毛です。

 

そのため、照射した部位のすべての毛に同じような変化が起こるわけではありません。

 

毛は「成長期」「退行期」「休止期」を繰り返しており、それぞれ次のような特徴があります。

 

医療脱毛で毛が抜けるのは成長期の毛だけ

 

毛周期 特徴
成長期 ・毛根が毛をしっかり支えている時期

・レーザーが最も効果的に作用

退行期 ・毛の抜け始める時期

・毛根が縮んで効果が限定的

休止期 ・毛が抜け落ちる時期

・毛根の機能休止でレーザーの熱が届かない

 

同じタイミングで成長期にあるわけではないため、1回の照射ですべての毛は脱毛できません

 

毛周期に合わせて複数回施術を行うことで、成長期の毛にレーザーが作用しやすくなり、長期的に毛の再生を抑えることが期待できます。

 

医療用レーザーの仕組みと照射方式の違い

 

医療脱毛に使用されるレーザーの照射方法には、以下の2つがあります。

 

医療用レーザーの仕組みと照射方式の違い

 

 

どちらも黒い毛に含まれるメラニン色素にレーザー光を反応させ、発毛組織に熱を加えて毛の再生を防ぐ仕組みですが、熱の伝え方と照射のターゲットが異なります

 

それぞれの特徴を理解しておくことで、自分の肌質や毛質に合った脱毛方式を選びやすくなります。

 

蓄熱式

 

蓄熱式は、低出力のレーザーを連続照射し、皮膚の浅い層にある「バルジ領域」に熱を蓄えて作用させる方式です。

 

バルジ領域は新しい毛を生み出す幹細胞がある部分で、そこに熱を加えることで発毛の働きを抑える効果が期待できます。

 

▼蓄熱式のメリット

 

  • 低温の熱で痛みが少なく、肌への負担が軽い
  • 産毛や色素の薄い毛にも効果を発揮しやすい
  • 日焼け肌や色黒肌にも対応しやすい

▼蓄熱式のデメリット

 

  • 即効性はない
  • 1回の照射による効果が弱く、繰り返し照射が必要である
  • 毛が抜けるまでに時間がかかる

 

蓄熱式の脱毛機はメラニン吸収率の低いレーザーのため、メラニン量の多い日焼け肌や色黒肌にも対応できるのが特徴です。

 

また、痛みに敏感な人・日焼け肌の人にも向いています。

 

熱破壊式

 

熱破壊式は、毛のメラニン色素に強力なレーザー光を照射し、熱エネルギーで毛根や毛母細胞にダメージを与える脱毛方式です。

 

レーザーの熱が毛根深部まで届くため、太い毛にも高い効果を発揮しやすいのが特徴です。

 

▼熱破壊式のメリット

 

  • 少ない回数で効果を実感しやすい
  • 色が濃い毛の脱毛効果が高い

 

▼熱破壊式のデメリット

 

  • 照射時にゴムで弾かれるような痛みを感じやすい
  • メラニンが少ない産毛や色素の薄い毛には効果が限定的である
  • 色黒肌や日焼け肌には火傷のリスクがある

 

熱破壊式はメラニン吸収率の高いレーザーのため、色黒肌や日焼け肌の人は火傷のリスクがあり、施術を控えるケースがあります。

 

出力が高い分、毛根への作用が強く、比較的短い期間で変化を感じやすい傾向がありますが、肌への刺激がやや強くなる点には注意が必要です。

 

熱破壊式に関して詳しくはこちら!

医療脱毛の「熱破壊式」とは?効果・蓄熱式との違い・クリニックの選び方を徹底解説

 

医療脱毛とサロン脱毛の仕組み・効果の違い

 

医療脱毛とサロン脱毛は、いずれも光を照射して毛の成長を抑える仕組みですが、使用する機器の出力や効果の持続性に違いがあります。

 

両者の違いは次のとおりです。

 

比較項目 医療脱毛 サロン脱毛
脱毛方法 医療レーザー脱毛 光脱毛(フラッシュ脱毛)
効果 長期的な脱毛効果 一時的な減毛・抑毛
施術者 医師・看護師 エステティシャン
痛み やや強い

※感じ方には個人差あり

弱い
回数 5〜8回 10〜20回
安全性 医師の管理あり

トラブル時は薬の処方や診察が可能

医療従事者を介さない

薬の処方は不可

 

医療脱毛は高出力レーザーで毛根を破壊して長期的な脱毛効果を得るのに対し、サロン脱毛は弱い光で一時的に毛の成長を抑える方法です。

 

求める脱毛効果の持続性や施術環境を考慮したうえで、自分に合った脱毛方法を選びましょう。

 

医療脱毛の持続性に関して詳しくはこちら!

医療脱毛は永久じゃない?仕組みや効果の持続性を医師が徹底解説

 

医療脱毛で毛が抜けるまでの回数・期間【部位別】

 

医療脱毛で毛が抜けるまでに必要な回数・期間は、各部位で異なります。

 

体毛は部位により、毛の色の濃さや密集度・毛根の深さが違い、レーザーの反応の仕方が異なるためです。

 

個人差はありますが、各部位の一般的な毛が抜けるまでの回数・期間の目安は、以下のとおりです。

 

部位 効果の実感時期 自己処理が不要になるまでの回数・期間
3回目頃から毛が減る ・回数:5〜8回

・期間:約10カ月〜1年

VIO 4〜6回目以降で自己処理が楽に ・回数:6〜10回

・期間:約1年〜1.8年

回数を重ねて産毛が減少 ・回数:10〜12回

・期間:約1.8年〜2年

ひざ下 3回目以降で変化を実感 ・回数:5〜8回

・期間:約10カ月〜1.5年

ひげ(男性) 長期的な通院が必要 ・回数:12〜20回

・期間:約1.5〜2年

 

照射を重ねるごとに、毛が少しずつ細くなり、次第に生える本数も減っていき、最終的にはほとんど生えなくなります。

 

脱毛効果は毛質や肌質によって個人差があるため、カウンセリング時などに相談し、ご自身にあった脱毛プランを立てましょう。

 

脱毛経験者のリアルな回数に関して詳しくはこちら!

【255人に調査】結局、医療脱毛って何回で終わるの?リアルな回数・費用・効果をまとめてみた

 

医療脱毛でツルツルになるには10回以上は必要

 

医療脱毛は早い段階から減毛効果を感じられるものの、完全にツルツルな状態を目指すには10回以上の施術が必要になります。

 

レーザーが反応するのは毛周期のうち「成長期」の毛のみであり、1回の照射で効果を与えられるのは全体の約20%だからです。

 

特に顔やうなじなどの産毛や細い毛は、効果が実感しにくいため、施術回数が多くなることがあります。

 

最終的な仕上がりを重視する場合は、継続して通えるクリニックを選ぶことが大切です。

 

10回で医療脱毛が終わらない理由についてはこちら!

医療脱毛を10回受けても終わらないのはなぜ?原因や対処法を医師が解説

 

医療脱毛の回数に影響するもの

 

医療脱毛で効果を実感するまでの回数に影響するのは、次の3つです。

 

 

脱毛の目指す仕上がりのゴール設定には個人差があるため、自分の毛質・肌質に合った施術を選ぶことが大切です。

 

毛の特徴

 

毛の色や太さ、密集度は脱毛効果を得るための回数に大きく影響します。

 

以下は、医療用レーザーの毛質に応じたレーザーの反応と脱毛効果です。

 

毛質 レーザーの反応 脱毛効果
太く黒い毛 メラニン量が多く、レーザーを吸収しやすい 反応が良く、少ない回数で効果を実感しやすい
白髪・色素の薄い毛 メラニン量が少ないため反応しにくい 効果が得にくく、針脱毛など別の方法が用いられることもある
産毛・細い毛 吸収される熱エネルギーが弱く反応しにくい 効果を得るまでに回数、期間がかかる傾向がある

 

医療レーザーは、毛に含まれる黒い色素(メラニン)に反応して熱を発生させ、毛根や毛母細胞にダメージを与えて減毛する仕組みです。

 

毛の色と太さによって効果の出方に差があるため、部位ごとの毛質に適した出力の調整や回数の設定が重要です。

 

産毛に効果が期待できる医療脱毛機器に関して詳しくはこちら!

ジェントルマックスプロプラスは産毛にも効果ある?痛みや必要な回数も解説

 

肌の状態

 

肌の色や日焼けの状態も、脱毛効果や安全性に大きく影響するため、以下のような肌の人は注意が必要です。

 

  • 日焼け肌
  • 色黒肌
  • 乾燥肌

 

レーザーはメラニンに反応して熱を発するため、日焼けした肌や色黒肌では、毛だけでなく皮膚にも熱が加わりやすくなります。

 

火傷や炎症を防ぐために出力を下げて照射する必要があり、効果の実感までに回数がかかる場合があります。

 

また、乾燥や炎症のある肌は痛みやトラブルの原因になりやすいため、施術前後の保湿などが大切です。

 

医療脱毛を受ける前は、日焼けを避け、肌を十分に保湿しておきましょう。

 

レーザーの種類

 

医療脱毛に使われる医療用レーザーの種類は、主に以下の3つです。

 

それぞれ波長が異なり、熱が届く深さや得意な毛質・肌質が変わります。

 

レーザー名 特徴 向いている毛質・肌質
アレキサンドライトレーザー ・波長:755nmと浅い層に反応しやすい

・メラニンへの反応が良い

・ヤグレーザーに比べて刺激が少なめ

・色白肌

・色が濃く、太い毛

ダイオードレーザー ・波長:819nm/940nm

・ヤグレーザーに比べて刺激が少なめ

・幅広い毛質・肌質

(濃い毛〜産毛、日焼け肌や色黒肌などにも対応)

ヤグレーザー ・波長:1064nmで深部に届く

・メラニン吸収しにくい

・痛みを感じやすい

・日焼け肌、色黒肌でも施術可

・男性のヒゲ

・太く深い毛根の毛

 

部位によって毛の太さや肌質は異なるため、レーザーの特徴を理解しておくことが重要です。

 

複数の脱毛機器を導入しているクリニックなら、各部位に合った施術ができます。

 

当院では、アレキサンドライトやヤグレーザーの2種のレーザーを1台に搭載した「ジェントルマックスプロプラス」を全院で導入しています。

 

ジェントルマックスプロプラスは、毛質や肌質に合わせて最適な波長を調整できるため、効率よく施術できるのが特徴です。

 

医療脱毛機器に関して詳しくはこちら!

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医療脱毛後のケアと注意点

 

医療脱毛後は、レーザーの熱によって肌が一時的に敏感な状態になります。

 

乾燥や炎症を防ぐため、以下のようなアフターケアを心がけましょう。

 

 

ケアを怠ると肌トラブルが長引き、次回の施術に影響する場合もあります。

 

保湿ケアで乾燥を防ぐ

 

医療脱毛後の肌はレーザーの熱で水分が奪われ、乾燥しやすい状態になっています。

 

乾燥した肌は外部刺激に弱く、かゆみや赤み、毛嚢炎などのトラブルにつながる恐れがあるため、施術直後から毎日しっかりと保湿ケアを行うことが重要です。

 

化粧水や乳液は、アルコールや香料を含まない低刺激タイプを選び、摩擦を避けて優しく塗布しましょう。

 

入浴後や洗顔後など、肌が清潔な状態で保湿を行うとより効果的です。

 

十分な保湿を続けることで、肌の回復が早まり、次回施術時の痛みや炎症リスクの軽減が期待できます。

 

UVケアで日焼けを防ぐ

 

医療脱毛後の肌は非常にデリケートで、紫外線の影響を強く受けやすい状態です。

 

日焼けをすると肌にメラニンが増え、レーザーが反応しやすくなるため、次回の施術時に火傷のリスクが高まる恐れがあります。

 

また、日焼けによる炎症や色素沈着が起こると、施術間隔を延ばさなければならないこともあるため、外出時は次の点を意識することが大切です。

 

  • 日焼け止めをこまめに塗り直す
  • 帽子や日傘、長袖の衣服で紫外線を防ぐ

 

なるべく曇りの日でも長時間屋外で過ごす日は、油断せずにUV対策を行ってください。

 

特に夏場は、SPF値の高い日焼け止めを使用し、首や手足の露出部分までしっかりケアしましょう。

 

正しい自己処理で肌を守る

 

医療脱毛後に自己処理を行う場合は、毛抜きやワックス脱毛・除毛クリームなどは使用しないでください。

 

これらは毛根や皮膚に強い刺激を与え、炎症や毛周期の乱れを引き起こす原因になります。

 

レーザー脱毛は毛根に熱を加えてダメージを与える仕組みのため、毛抜きやワックス脱毛で根元から抜いてしまうと次回照射の効果が得られません

 

また、除毛クリームは薬剤による肌へのダメージで肌荒れを起こしていると、当日施術を受けられないケースもあります。

 

自己処理を行う場合は、カミソリなどは肌を傷つける恐れがあるため、肌に優しい電気シェーバーで表面を軽く剃る程度にとどめましょう。

 

医療脱毛を受けるメリット

 

医療脱毛の主なメリットは次のとおりです。

 

  • 自己処理にかかる時間の削減できる
  • 長期的な脱毛効果が得られる
  • エステ脱毛と比べて施術回数が少なく済む
  • 肌や毛質に適した照射設定が可能である
  • 肌荒れにもすぐ医療処置が受けられる
  • カミソリ負け・埋没毛などのトラブルを防げる

 

医療脱毛は毛根の発毛組織をレーザーで破壊し、長期的に毛が再生しにくくなる医療行為です。

 

医療資格を持つスタッフが肌や毛の状態を見極めながら施術を行うため、短期間で確かな効果を得やすい脱毛方法です。

 

医療脱毛の選び方については以下をご覧ください。
医療脱毛の選び方|クリニックを選ぶ3ステップと後悔しないポイントを解説

 

医療脱毛のデメリット・リスク

 

医療脱毛は長期の脱毛効果を得られる一方で、高出力レーザーの使用だからこそのデメリットやリスクも存在します。

 

以下は、医療脱毛の代表的なデメリットとリスクです。

 

  • 痛みを感じやすい
  • 施術後に肌荒れが起こる場合がある
  • 白髪には効果がない
  • 産毛には効果が限定的である
  • 費用が高い

 

医療脱毛は高出力レーザーを使用するため、サロン脱毛に比べて痛みを感じやすい傾向があります。

 

痛みを緩和するための冷却装置を備えた脱毛機器もありますが、痛みの感じ方には個人差があるため麻酔クリームなどを使用するケースもあります。

 

医療脱毛の痛みに関して詳しくはこちら!

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全身脱毛は後悔するって本当?その理由や事前に知るべきポイントを徹底解説!

 

医療脱毛の仕組みに関してよくある質問

 

ここでは医療脱毛の仕組みに関してよくある質問4つを解説します。

 

 

医療レーザー脱毛の仕組みや体の作用を十分に理解することが、施術への安心感につながります。

 

レーザー脱毛に発がん性があるって本当?

 

医療脱毛で肌にレーザーを照射することによる発がん性はありません

 

脱毛レーザーは毛根のメラニン色素にのみ反応する波長で設計されており、皮膚ガンなどのようにDNAを損傷させる紫外線を含まないためです。

 

皮膚科領域では、シミや日光角化症(前がん病変)治療にも同じ仕組みのレーザーが用いられています。

 

しかし、医療脱毛を受ける前から悪性黒色腫(メラノーマ)があった場合は、レーザー照射による悪化や予後への影響は否定できないとされています。

 

医療脱毛を行う際は、医師の診断のもと照射前の肌状態の確認を十分に行うことが重要です。

 

医療脱毛で黒ずみが消えることはある?

 

医療脱毛で黒ずみを直接消すことはできませんが、悪化を防ぐことが期待できます。

 

黒ずみの主な原因は、カミソリや毛抜きによる刺激・摩擦、または乾燥などによって肌がダメージを受けることです。

 

医療脱毛によって毛が生えにくくなると、自己処理の頻度が減り、肌への刺激を軽減しやすくなります。

 

医療脱毛は黒ずみを薄くするための治療ではありませんが、自己処理による負担を減らすことで、肌環境を整える一助にはなると考えられます。

 

顔脱毛による美肌効果に関して詳しくはこちら!

顔脱毛で毛穴・黒ずみがなくなるって本当?副次的効果や注意点を解説

 

顔の医療脱毛は効果がないって聞いたけど本当?

 

顔脱毛にも医療脱毛の効果は期待できますが、効果を実感するまでに時間がかかる傾向にあります。

 

全身の中でも顔の毛は産毛が多くメラニン量が少ないことからレーザーの反応が弱く、一度の施術での効果を感じにくいためです。

 

顔の医療脱毛では 「ダイオードレーザー」や「ヤグレーザー」など、産毛にも効果を発揮しやすい脱毛機器を選ぶことが重要です。

 

適切な機器の選択と照射回数が必要な部位ですが、継続することで顔脱毛も十分に満足のいく仕上がりを目指せるでしょう。

 

医療脱毛しても妊娠したら毛が生えてくるの?

 

医療脱毛を行った人が妊娠をすると一時的に毛が濃くなることはありますが、脱毛効果が失われたわけではありません。

 

妊娠中はホルモンバランスの変化により、男性ホルモン(アンドロゲン)が増加し、体毛が一時的に太くなることがあります。

 

レーザーで破壊された毛根は再生しないため、脱毛施術で照射の不足していた箇所から妊娠により一時的に太い毛が生えてきた可能性が高いです。

 

出産後、ホルモンバランスが整えば、体毛は自然に落ち着くケースがほとんどです。

 

妊娠中は肌が敏感な状態のため脱毛施術は控え、気になる部位は出産後に脱毛を再開すると良いでしょう。

 

医療脱毛は高出力レーザーで永久脱毛を目指す施術

 

医療脱毛は高出力のレーザーを用いて毛根組織にダメージを与えることで、永久脱毛を目指す医療行為です。

 

医療脱毛に使用されるレーザーは、医師または医療資格を持つスタッフのみが取り扱うことができます。

 

医療機関では高出力のレーザー機器を使用できるため、毛の再生を抑える効果が期待でき、長期的な減毛を目指せる点が特徴です。

 

一方で出力が強い分、一時的な赤みや軽度の炎症などが起こることもあるため、医師の指示のもとで、適切な処置や薬の処方などアフターケアを行いましょう。

 

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当院では、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2波長を搭載している「ジェントルマックスプロプラス」を導入しています。

 

毛質や肌質に合わせて照射方法を切り替えられるため、広範囲の照射が可能で、全身脱毛も効率的に施術できるのが特徴です。

 

また、肌荒れなどのトラブルが起きた場合も、医師の診察や薬の処方を追加費用なしで受けられる体制を整えています。

 

医療レーザー脱毛をご検討の人は、まずは無料カウンセリングで肌状態やご希望に合わせたプランについてご相談ください。